7月26日、鈴木安蔵博士の教え子の村上正晃氏の近著を、横浜に避難中の鈴木千代さんから恵送していただいた。
この本は、阪神淡路大震災の被災地神戸市長田区において、半壊した塾から対価の中をくぐりぬけて死守した恩師・鈴木安蔵博士の敗戦前後の著書の一部を復刻し、後世に残すために書いた。
この本は、阪神淡路大震災の被災地神戸市長田区において、半壊した塾から大火の中をくぐりぬけて死守した恩師・鈴木安蔵博士の敗戦前後の著書の一部を復刻し、後世に残すために書いた。
占領期の「憲法研究会」を支えた鈴木安蔵博士の憲法論文集。
この編著者は土佐勤皇党村上忠三郎の末裔から
恩師(福島南相馬出身)へのメッセージ

村上正晃編著「鈴木安蔵博士憲法論文集」という自費出版の復刻版の扉裏に
手錠すらすでに暖かしうらうらの
陽光(ひかり)あびつつ護送車に乗りぬ
監房の窓より見れば春深し
獄吏の家に桜咲きおり
という博士の獄中歌が掲げられていた。
博士の孫が出版した新本を、博士の姪にあたる小高の被災者鈴木千代さんからほんじつ恵送していただいた。
村上は、神戸在住。あの1995年1月17日の阪神大震災の時、半壊した塾の中から火災で失わわれようとしている博士の終戦前後の貴重な論文を回収し、いまは読むことの難しい論文を復刻した。

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