仙台俘虜収容所
1945年4月14日、東北地方を管轄する東北軍管区の創設に伴い、仙台俘虜収容所が開設され、東京俘虜収容所や函館俘虜収容所に所属していた分所の一部も吸収した。
所長は北原利一中佐。
戦時捕虜収容所
本所
1945年4月14日、仙台市土橋通58に開設。7月、岩手県和賀郡黒沢尻町(現・北上市)に移転。捕虜は収容せず、本部事務所のみ。
湯本分所
1943年4月15日、東京俘虜収容所第6分所として、福島県磐城郡湯本町水野谷(現・いわき市常磐水野谷町)に開設。8月1日、第4派遣所と改称。45年4月14日、仙台俘虜収容所に移管、第1分所となる。
使役企業は常磐炭鉱鹿島鉱業所。
終戦時収容人員567人(英232、加198、蘭135、米2)、収容中の死者32人。
好間分所
1944年3月30日、東京俘虜収容所第14派遣所として、福島県磐城郡好間村(現・いわき市好間町)上好間に開設。45年4月14日、仙台俘虜収容所に移管、第2分所となる。
使役企業は古河鉱業好間鉱業所。
終戦時収容人員246人(英101、ポルトガル67、加46、米17、他15)、収容中の死者8人。

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