東氏の新聞記者としての腕はさすがにプロ級で、当時もっとも市民の関心があった話題に焦点をあてた。
現役の門馬直孝市長の裏金の出どころを追った追及記事で、なぜ原町トップの地主で金持ちの自民のお坊ちゃん市長が常勝将軍でいられるのか、を赤裸々にレポートした記事であった。
最も身近な場所で、至近距離から東氏とともにあぶくま新報を製作していた私は、原町の文化歴史の記事を書ければそれでいいから無給で手伝うからと言って共同発行者のような立場にいた。その頃、出たばかりの富士通の大型で高価な、最高性能のF2という280万円するワープロを提供し、80万円の自宅のファクシミリも提供し、自宅用がA4が普通の時に、ぼくの中古のコピー機はA3まで使用できる大型だった。これは東氏も自宅において創価学会活動などに個人的に使うから月額2000円でぼくからまた貸ししていた。いわば、共同戦線のつもりであった。
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