東北切支丹発祥の地・会津

東北地方のキリシタン史は、レオ蒲生氏郷が会津に入城した1590年(天正10年)をもってはじめとする。氏郷の入信につき、フロイスは1585年(天正5年)の『ゼズス会年報』の中に、次の如く報じている (「蒲生氏郷の会津入城」)
 仙台に赴任したカトリック司教で歴史研究家でもある浦川和三郎氏は格調高いタッチで『東北キリシタン史』の冒頭を、このように書き出している。通史的原典として、ヨーロッパ側のバチカン史料を使用しているのが、その立場を物語っている。
 蒲生氏郷は千利休の筆頭弟子で、洗練された教養人。茶仲間の高山右近の影響で洗礼を受け、キリシタン家臣とともに会津に入城し、領民を感化した。

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