昭和3年8月17日福島毎日

昭和3年 福島毎日新聞
小料理店の続出に小高
相馬郡小高町は最近コヒー店式の小料理店が続出しきそふてモダンガールまがひの所球を抱へ其数三十余名に達し地方資産家の息で駈落、落籍等頻々として起り有志家は眉をひそめて居るが殊に取締の点に於て遺憾が多く毎夜の如く深更二時頃夜の町を放歌、乱舞するなど良家では非常に迷惑を感じて居ると

原町
原町では町内一様にしめ縄を張り各商店では奉祝の装飾を施し全町奉祝気分に充満した、午後二時夜の森公園に於て志賀町長主催の下に遥拝式をあげ三時万歳を三唱して会差ん夜は高等小学校を起点として在郷軍人、青年団、消防組指揮のもとに提灯行列を行った

小高町
小高町では南相騎馬会の騎馬行列が午後一時半浪江から同町に来り午後三時騎馬百一発の祝砲を発し小高校庭に於いては二本松町長の万歳三唱に和して小学児童、一般町民の万歳三唱があり騎馬隊を先頭に隊伍堂々と旗行列をなして町内をねり県社小高神社に至り聖寿万歳を祈願し祝盃を挙げて散会、夜は町民児童の提灯行列があった

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