東北特別減租論 半谷清寿(六)

要するに今日東北の地租は他の二毛作以上の地租に対して非常に高額なるは最早何人も疑ひを容るる能はざる所ならん
明治43年2月17日民報
まで6回に分けて連載される。

3月2日民報には佐藤ひげ郎の原町実業団「視察外記」という連載エッセイが掲載される。
半谷のシリアスな本格的、政治評論と、ユーモラスで剽軽な佐藤ひげ郎の紀行とは、県都福島から発行された福島民報に登場する異色の文才であった。
 

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