原町開墾の給水タンク
今月中旬完成
相馬郡原町東部耕地整理組合事業は原町及び大甕村地内山林原野並に耕地合計面積百三十町歩を五ケ年計画総工費金二十三万円を要して水田に開墾の完成期するものであるが之が用水は福電の供給による九十馬力の電力を以て揚程四十フィート十四個の水量を新田川より揚水するので目下原町大字桜井地内に一大給水タンク並に取入暗渠の工事を進めつつあるが六月中旬には原町の雲雀ケ原飛行場設置と共に原町の二大事業として期待されて居る(写真は工事中の大タンク)
友7.6.2. 写真あり
東北建設100年誌に掲載されている写真はほとんどが昭和6年のものだが、唯一昭和7年の写真が、この耕地整理のための揚水ポンプの工事の光景だ。
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