三瓶宝次町議による「チェルノブイリ視察報告会」

 2月11日(土)、宮代仮設住宅集会所にて、三瓶町議による「チェルノブイリから学ぶ」と題する視察報告会が催されました。午前10時より、集会所には仮設住宅にお住いの大勢の町民が集まり、三瓶町議のスライドを使っての報告に耳を傾けられました。
 25年を経過して、今なおその爪痕も生々しい現状を福島原発に重ねながらの報告。
「学校や幼稚園など人の集まるような場所は除染を行ったが、莫大な費用がかかる森林は行わなかったし、野鵜地の表土剥離も、腐葉土がなくなるので行わなかった」。
 また「詳細な汚染地区を作り、汚染状況をみて食べ物・食べ物意外の作物をつくるようにするとよい」といったアドバイスを受けてきたこと等が報告された。
 その後、町民との質疑応答では、補償基準や避難区域の見直し(3区分)について、除染の進め方、町や議会としての取り組み、仮設役場の移転等々活発な質疑、意見交換がなされた。
ミニコミ誌「浪江b級かわら版」第5号 平成24年2月発行
特定非営利活動法人(NPO)超学際的研究機構 福島市中町8番2号(福島県自治会館7階)024-525-8891 fax 024-523-4567

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