2012・2.12(日)AM10:00~12:00
福島市笹谷 浪江町笹谷東部仮設住宅 集会所
Q 除染して本当に帰れるのか? 加納なのか?
A 高線量の津島でさえ自薦できてない、下に流れていく平場はさらに汚れてゆく、それだけでも住めない。
Q Cさん 帰還に向けて住民の生活は安定できるのか? 対策はできて居るのか? ①農作物 ②学校 ③雇用
A インフラ(城へ水道)などの整備はまだまだ出来ていない現状。住める状況ではない。住める環境に早く戻すことが望まれている。
Q Hさん 住民の健康を第一に考えて欲しい。対策はどうなっているのか?
A ホールボデイカウンターが足安達仮設に入り、いつでも検査を受けられる体制になる。
Q Nさん 継続的に県や町は対応してくれるのか? 汚染状況によって差別されるのではなないか? (3分割の区域になる)
A 3つの区域に分けられるのであろう。①汚染して帰れる所、②居住制限 ③長期居住困難地域など、住民サービスの低下につながる。
Q Dさん がれきの片づけにもまだまだ手がつけられていない。中間貯蔵に関しては浪江町、議会ともども絶対反対の姿勢を示す。放射能がいまだに放出され続けている所の隣には住めない。完全なる補償賠償をしてもらう。
Q Fさん 土地、建物の財物の補償はしてもらえるのか? 最終処分場はいつ決まるのか? 中間貯蔵の問題はどうなるのか?
A 土地や建物の財物の補償はこれからである。中間貯蔵は30年間の中間貯蔵の期間となるが、最終(永久)の可能性になる。
Q Cさん 浪江町は、8割が汚染されているのではないか?
A 単純ではない除染である。コストを考えても膨大な費用となる。事故後の風向きでほぼ町の全域に汚染が広がり、それも線量の高い地域が多い。
Q Sさん 町が3つに分けられたら、自治体としての機能はどうなるのか?
A 自治体の機能は十分に果たせるかが案じられる。分割は絶対反対である。
Q Tさん 子供たちの教育の問題はどうなるのか?
A 避難している子供たちを含め、どうまとめるのか? 小中一貫教育なり、検討しているところである。
Q Hさん (女性の立場から)請戸に住んでいました。津浪と原発事故に遭い、二重の苦しみです・請戸の海は放射能のストロンチウムなどで、ずいぶん汚れています。海洋汚染は進み、漁も出来ない。もう私達は変えることが出来ない・帰りたいのが本音ですが、帰れないのが現実です。30年は待てないですね。
A 馬場町長の「3年で帰還」の話は無理な話だ。30パーセント以上の住民はアンケートからも「戻らない」という。帰れる場所の確保は、これから大切であるが、放射能の飛散の恐れや線量の高い所での居住は、長期的には絶対無理である。汚染された所に帰れるか? 帰れないと思う。
Q Cさん (権現堂地区の女性)区域見直しでの単純な線引きでは不安が残る。これからの区域見直しはどうなるのですか?
A 線引きの問題だけでは町は分断されてしまう。区域の見直しの問題だけでなく、町全体としてどうすのかを判断としてとらえたい。浪江町事体、80%汚染になっている現状。住民の暮らしを守るために努力する。今後の区域見直しは、賠償にも大きな問題が絡むし注視したい。
Q Sさん (女性)先日、一時帰宅したが、浪江町のふれあいセンターの汚染袋は、いったいどこのものなのか? また、一時置くにしろ住民に説明がきちんとされていない。(その地権者のみの説明だけで、住民は聞いていない)
A 町役場などの除染した汚泥の仮置き場として約1トンであるが、グランドに置き、そのままの状態である。本来除染したものは、5キロ四方んぽ広さが必要といわれている。国は不可能なことを平気で言ってくる。このままでは住民の不満や怒りは募るばかりである。
Q Wさん 浪江町、被曝手帖はないのか?
A 検討の段階で町独自であるが手帖の交付は議会でも論じて居る。
Q Nさん 乳幼児、子供たちの健康、内部被ばくの問題、何年、何十年も待つことはできない。早急な対応をよろしくお願いしたい。
A これからは、住民のみなさんと共に立ちあがり、自分たちの要望、意見をどんどん出し合い、原発被害の補償をしてもらうべきである。
Q Sさん 主人と二人の仮設暮らし。介護の必要がある。夫はベッドが必要。私も身体が思わしくなく具合が悪い。ここは寒しし、早く暖かいいわきの方に、広いところに移りたい。
A 浜通りの温暖な気候暖かいいわきの方に住みかえの希望の方が多い。寒い地域にはなじめない高齢者が多いのが大半で課題である。
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