チェルノブイリ報告会 町民との対話 Q&A

福島市宮下 第一、第二応急仮設住宅集会室
Q Oさん:今でも放射能は飛散していますか? 空間だけでなく土壌汚染の分析は進んでいるのか?
A     浪江町の汚染状況は、7~8割が高線量の汚染である。70%ぐらいは帰還できない地区になるかもしれない。町は見直しのの線量による線引きで3つに分割されそうである。町・自治体、住民の分散の恐れがあり、さらなる不安が生じる。原発が終息していない状況、放射能漏れもある。
Q Aさん:汚染されたところにどうしても帰りたいときはどうしたらよいのか? 
      町のこれからの帰還の対応は、どうしているのか?
A     町の仮移転の考え(町の低線量地区)、できるだけ復興住宅の計画であり、これからである。
Q Hさん:事故から11か月、国、県、町は何もしていないぞ。早く国、県、町を動かして欲しい。
A     時を何としても急ぎたい、何度も要請活動はしているが、はがゆい状況であり、時間がかかり、不安で仕方ないのが同じ思いであります。
Q Kさん:十一月に一時帰宅をしたが、大堀の家の屋根の修理がされていない。町に問い合わせたら、予算を使い切り打ち切りと言われた(防災班)、まだ線量の高い所は修理すら出来ない状況である。補償の対象になるのか?(財物・補償の基準)
不平等である。無駄なことをしているのではないか! 不公平感でいっぱいである。予算は、これから我々の移転や移住に使って欲しい。
帰れない人への支援、いざ、帰れる人への支援等の現実的なことを一日も早くしてほしい。
すべての子供たち(小さい乳幼児の県内外)の健康を守ることが、今一番大事ではないか?
 仮置き場の件は、どうなっているのか?
 生活再建は、補償がはっきりとしないとこれからの動きがとれない。
A     3~4月、これからの対応で補償賠償の基準が始まる。新たな国の指針も決まるのではないか。

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