政争の激しい浪江町
前の町長選挙で現金一万円がぽろりと封筒に入ってアパートにばらまかれたという、いわゆる一万円封筒事件の記憶がまだ冷めやらぬうちに、もう四年たってまた町長選挙か、という感慨が深い。
浪江町は伝統的に政争の激しい土地で、すんなりときれいな選挙が行われたためしがないほど。
編集部注。このあと叶氏が大差で再選された。
火発の波が襲う浜通り(略)
原発立地町の大熊・双葉(略)
影が薄い川内・葛尾
地方紙にになかなか出てこないのが川内村と葛尾村。同じ村の飯舘が誌面を差笊のは、愛でイアがいいのはもちろんだが、国道114号線沿いという交通アクセスの良さがある。汽車にとって駐在地と福島市との中間にあって、道路事情もよい。
最近のくぁうち村は、台風21号の被害で生活道路の崩落という記事で登場した。村独自の若人の翼という記事もあったが、ベタ扱いだった。若妻のつばさと名前を変えただけで、誌面をかっさらってしまった。整理部のデスクの上だけの世界なのだ。
葛尾村では来年6月25日に「死者事故ゼロ一万日」達成予定で、交通事故ゼロの村として大いにPRしたいところなのだが、交通事故もないほど車の交通量がないといった極端な田舎イメージがマイナスにならねばよいがと思うばかりである。
富岡町は、かつては双葉の核であったが、ここも原発城下町となり、双葉原発立地町村との運命共同体。浪江以北の三市町(浪江原町相馬)に夫人された地方紙支局がカバーする。情ちゅう記者がいれば面白い記事が出てくるのだろうが、いわきとの谷間になって影が薄い。
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