常磐線相馬(旧中村)~浜吉田間開通

大震災の津浪で被災したJR常磐線の相馬と浜吉田について、JR東日本は26日、2016年末までに再開通させる方針を正式に発表しました。2016年12月のダイヤ改正に合わせて営業運転を再開する見通しです。この区間では津波対策として新地と坂本・山下の3駅を内陸に移し、長さは約22.2キロに伸びます。移設区間の約4割強は高架式になります。
これに先立ち、2016年春に原ノ町と小高も再開するため、2016年末までには小高から仙台が繋がることになります。(福島民友11・27より)

「小高の学校に26%、戻る予定ない67%」

小高区の小学校4校と中学校1校の2016年8月下旬に再開させる方針の南相馬市教育委員会は3日、10月に実施した同区の児童征途の保護者を対象にした意向調査を公表しました。4月時点で小高区の小中学校に学籍のある児童生徒の保護者647人が回答しました。それによると、4月時点で小高区の小中学校に「通わせる予定」と答えたのは235人でした。
現在、5小中学校は鹿島区の仮設校舎で授業をおこなっています。中学校の保護者有志が、「小中学校の再開時期変更を求める請願書を市議会に提出しています。市教委は今月21日に保護者を対象に説明会を開き、意向を確認して今後の方針を検討することにしています。(福島民友12・4より)

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