原ノ町駅広報担当様               2016年9月27日

謹啓
 さわやかな秋光の侯となりました。7月12日の小高駅の再開より、おかげさまにて南相馬南部の復興の大動脈としてJR東日本さまには多大のご尽力をいただき、感謝申し上げます。
 さて、わたくしども南相馬市20km圏内帰還者支援事業プログラムふっこうステーション実行委員会は、常磐線をキーワードに、沿線地域の文化歴史産業を学びながら、将来に向けて復興の活力を培うために、いこいといやしのお話会や写真展示などの活動をしているグループであります。
 10月14日の鉄道記念日ですが、かつては小生は国鉄時代の原ノ町機関区、JR東日本時代の原ノ町運輸区との後援、共催事業として、駅前ダイエー展示場での「原ノ町駅・機関区85周年展」や「原ノ町駅開業90年記念展示」などで、原ノ町駅構内を会場にした写真展などを開催してまいりました。
 その節はまことにお世話になりました。
 ご存知の通り、311以後の東京電力福島第一原子力発電所の事故によって放射性物質の拡散によって双葉地方の主要沿岸地域の避難指示により困難な状況にあります。しかしながら国と自治体の懸命の復興作業に地域住民は故郷再建の希望の念をかけております。
 12月には未開通の浜吉田と相馬の両駅区間の開通をめざして着々とJR関係者の工事が進捗されているとの報道に接し、着々と地域復旧復興の願いが実現される実感を抱いて、期待を膨らませておるところでございます。
 来たる10月15、16日には小高区の恒例の秋まつりが帰還指示解除後本格的に開催されます。
 つきましては、小高駅舎に、当ふっこうステーションの準備いたしました、鉄道写真、沿線住民の思い出の写真などを展示させていただきたく、原ノ町駅、小高駅のご後援を賜りたく、駅舎の使用許可をお願いいたします。
 なおこれまでの当会の活動の内容などにつきましては、その都度の事業紹介のチラシを同封いたしました。ご高覧ください。
 末筆ながら、地域社会のために貢献されているみなさまのご健勝とご繁栄を祈念いたしております。
謹白

ふっこうステーション実行委員会 二上英朗
960-110 福島市大森字鶴巻48-3 ☎024-546-9261
domingo99@df6.so-net.ne.jp

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