平成元年 原町シネマの閉館

2月、反戦アニメ映画「白い旗の少女琉子」(1988.7.21.)を原町でも上映した。
監督・脚本の出崎哲氏は相馬市の出身。アニメ映画の世界で「うる星やつら」「キャプテン」などで有名な出崎だが、本格的な劇場用アニメとして「うる星やつら 完結編」(1988.2.6.)取り組んだ。のち「蒼い記憶 満蒙開拓と少年たち」(1993.12.18.)「ダイオキシンの夏」(2001.8.18.)など社会的テーマに意欲的に取り組んでいる。
5月4日に、原町シネマが閉館された。原町シネマの10年は、朝日座を補完する10年だった。
閉館に当って、布川社長は社会福祉協議会原町学園の生徒と、通勤寮の子供達を5月3日、最後の上映に招待した。

〇マザー・テレサ映画会に300人

11月18-19日、日本キリスト教団原町教会の主催による「マザー・テレサ映画会」が開催され、朝日座に300人。昼夜、上映。
「土曜の夜にこれだけの人を集めるのは大変なこと」と布川社長は語っていた。(あぶくま新報11月28日)

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