大正11年に原町で映画上映30回

福島県下で活動写真の上映回数は7980回。うち中村で64回。原町での興行実態調査では芝居21、見世物3、相撲6、寄席4、活動写真30回。
原町の有志が、映画も上映できる新しい劇場を欲していた傍証になるだろう。翌年の7月に、旭座が誕生する。
ちなみに県下で大正8年に4227回、9年に9964回、10年に7678回。
県保安課の資料で大正12年中に活動写真開演日数は8683日。開演回数は9844回。入場人員は大人135万5816人、小人70万1473人。合計して入場金額が34万、6568円余。
大正12年、県下に26館の活動常設館があったという。(福島民報百年史)
大正10年から13年まで、県下の映画館は17館から26館に増え、朝日座はその最も新しい館となった。

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