大正の福島県内キリスト教記事

大正元年福島新聞
12.11.救世軍小高支部の伝道 シュネーダー氏の応援ありて
12.25.降誕祭は今晩 市内各教会の催し
聖公会 上村氏広田伝道士の説教
日本基督 城生牧師
福島基督 堀越剛氏司会
美以教会

大正2年福島新聞
9.30.日本救世軍の運動
10.25.六百余の囚人は何うして居る 晩秋の福島監獄
10.19.廿四日中町小隊で同日夕大正館で 山室軍平
10.22.山室軍平氏来る 廿四日夜福島小隊で説教
10.23.大正館に変更 救世軍の説教
10.26.山室大佐の熱弁 大正館の講演盛況 出征を送れる婦人
11.9.頭口前眼 親分佐次郎は此頃仮出獄の恩典に浴した、此子分、イヤ本人は客分の積りで居たのかも知れぬ、泰忠肇といふ音読すれば支那人もたいな若い者があった、之は又斯界の豪傑で生命などは、二ツも三ツも持合せがあるやうに暴れ廻ったものだ▲恭志といへば実際警察でも手余し者で、一朝彼が本気になって暴れ出したら最後、三人や五人の巡査ではトテも召捕るとが出来ぬといふ力がある、柔術の心得もある。弁も達者で理屈もいへば、学問殊に其仏教の教理には在郷坊主などの及ばぬ位ゐ精通して居る、夫れで酒はナンボでも飲み、女郎屋にはノべツに揚る、ソレで銭は碌々払はぬ癖に大暴れをやるといふのだから堪らない▲処が彼の佐次郎が入獄後一寸した動機で大に悟り、早速救世軍に投じて一方には毎日苦役に従ひ、其余暇を以て伝道に努めて居る、今は相州小田原の瓦斯会社に居るといふ事だ。

大正 3年福島新聞
9.20.郡山基督教大講演会 郡山青年基督教連合会主催、栗原基氏、ノッス氏大正座に
9.20.河村牧師の転勤
11.3.基督教会大説教会
福島市置賜町日本メソジスト教会にては明十一日より四日間毎夜七時半より
大演説会を開催する由なるが同教会は設立の日尚浅きにも拘わらず組へからす絶へず道
11.7.山室大佐等来福 マラブ少将夫妻も来らむ
11.14.組合教会の集会 欠員のため休会したるが佐世保より岡本牧師
11.17.公開歓迎大演説会 救世軍福島小隊
11.20.救世軍と赤十字
12.6.今日の説教 福島聖ステパノ教会午前九時半
生命の源泉 近藤牧師
午後七時 戦争と宗教
日本メソジスト教会 午前十時人生の行路
能美牧師
午後七時神の子基督 同
東洋宣教会 午前十時 太田代牧師
午後七時歴喜歴代隠れたる奥義 東牧師
12.10.モンターグ
12.8.ニューボルト
12.278降誕祭 一昨夜の市内

大正3年 福島日日
12.22.クリスマス 福島新町教会
プログラムには「祝祷やんぐ師」とある。
中村教会
相馬郡中村町中村基督教会にては過般よりクリスマスの準備に多忙を極めて居るが出席者は二百名以上の見込にて重なるもの信徒中村婦人会員日曜学校生徒其他の来賓有志者等あり婦人会員の講話日曜学校生徒の降壇練習余興斎藤教師佐藤牧師の説教等数々多大なるとの由

大正4年 福島日日
3.19–20 押川候補の政見発表演説 鹿島の政見発表 高松候補
3.21. 中村町に於る押川氏演説の大反響
3.22. 押川氏大いに演説す 原町にて19日原町劇場で 小高座で
7.26.主日の朝 御山の聖母院 荘厳なる礼拝
7.28. ステパノ教会伝道会
9.18.日曜説教会 おそるる勿れ唯進ぜよ 福島組合教会 弁士岡本松籟 傍聴随意
11.6.福島新町教会祝賀会

大正4年福島新聞
2.12.神の手を助る十三の侠少女 貧民慰藉を志す 沢田ヨシ
3.12.海老名氏来る。福島座に。福島組合教会、海老名弾正氏を聘して「新時代の権威」と題して講演。
3.13.今日の説教。日本基督教会、午前十時鮮血の教、城生牧師。午後七時道とは何ぞ、同。
福島聖ステパノ教会、午前九時半、信仰の力、重近牧師。午後七時信仰の生涯、同。福島基督教会午前十時、辛苦のなかに学ぶ神意、石川牧師。午後七時多忙の一日、同。
3.14.救世軍の救霊会
7.26.岡本牧師に
7.27.続
7.25.今日の説教 市内後田日本基督教会▼天来の証言(午前十時)城生牧師 貧弱なる精神の救済(午後八時)同
栄町福島組合教会 神を得るるは知識の本也 岡本松籟
??未知の友へ 岡本松籟
9.20.聖公会講演会。聖ステパノ教会、午後七時弁士若松市聖トマス教会牧師、仙台稲垣陽一。コール、マキム氏、東京聖テモテ教会牧師貫民之助。神学士
11.7.日曜の説教 福島市置賜町 福島聖ステパノ教会午前十時、基督者の信仰、長老前川真次郎。午後七時基督者の希望、同。同メソジスト教、午前九時聖書講義、同午前十時礼拝説教、衷情の叫び、弁士岡本松籟氏。
11.21.天主教献堂式。福島市信夫公園下の天主公教会。同会座主教師ジョゼフ・テフレンヌ氏。
11.24.信夫山麓なる天主堂献呈式、挙式頗る荘厳也

大正5年 福島日日
7.2. 福島メソジスト教会 日曜教壇
大正5年福島新聞
9.24.日曜教壇 福島組合教会 北海道旅行と霊威(午前十時)弁士岡本牧師。
10.21.メソジスト教仙台部会 20―23舟場町メソジスト教会に於て地方宗教会議。21日午後七時、国民的信仰(戸叶学士22日午後七時、真の神(本多牧師)倫理と宗教(早川牧師)22日午前十時、人生最大の獲物、木村牧師の説教。
10.27.海老名氏の説教。若松基督教会献堂式。
12.27.厳かなべツレへムの聖夜
福島市内の各教会に於て

大正6年福島新聞
1.7.日曜教壇 日本基督教会(後田)天地創造の真神(午前十時)城生牧師、平和を求むる心掛(午後六時半)▼福島組合教会(中町)神国発展の瑞祥(午前十時)岡本牧師1.22.日曜教壇 中町福島組合教会、岡本牧師の全人格の躍動と題し講演あるべし
1.28.日曜説教 当市後田なる日本基督教会にては城生牧師演題は真宗教は儀式に非ず生命なり(午前十時)境遇に支配せられざる幸福(午後六時半)
大正6年民報
7.15.今日の説教 午前十時耶蘇の神人類の父、城生牧師。午後八時基督教道徳の大体 同、後田日本基督教会。午前八時題未定 永屋龍雄、午後八時
平和を得る道、中野運作。置賜町聖公会。
霊威上のリズム午前十時主を恫して、午後八時。メソジスト教会、三上牧師。
午前十時、基督教の特徴、講師岡本松籟、午後八時宗教講演、講師同。中町福島組合教会。
右は四教会共来聴随意なりと。
10.28.日曜教壇 午前十時から国家的洋式と宗教礼拝の別。夜七時から道徳上の活力、城生牧師。
福島組合教会で午前十時から暗黒と功名。自国研究倶楽部、第二回講演部員数名
12.16.日曜教壇 日本メソジスト三上牧師にて接ぎ木の道と人(午前十時)雪の如き白くせよ(午後六時半)
聖公会前川長老にて予言者の態度(午前十時)教会の信仰(午後七時)
福島組合教会 聖誕祭を迎ふる霊的準備(午前十時)
日本基督教会 城生牧師にて基督教会の理想(午前十時)
信仰生活の特徴(午後六時半)

7.10.民友 郡山救世軍の救霊会
郡山町救世軍小隊にては十日午後八時より北町郡盛館内に於て救霊会を開会すべく当夜は救世軍士官学校長ヴィベリー中佐其の他酒井中校植村中校等の出陣ある筈なり

7月15日民友
◇日曜教壇  本日の説教は
▲ 中町福島組合教会
▲ 後田日本基督教会
▲ 舟場町のメソジスト教会
▲ 置賜町の聖公会
▲ 新町福島基督教会

大正7年 福島日日
1.19. 福島日基で義捐大音楽会クリーテ
1.22. 救世軍幻灯会 福島 少年少女の為に
1.27. 公会堂に起つ山室大佐 福島
1.31. 救世軍新信徒十五人
2.3. 日曜教壇
2.17. 日曜教壇ヤング英語聖書講義
3.20. ヤング夫人の情 迷子を保護

(大正7年2月21日民報)
○本県基督教信徒
本県学務課神社係の調査に係る大正六年十二月現在各基督教会信徒数は左の如し
▲福島市ステパノ教会八三
▲日本基督五八
△天主公四七
▲日本メソヂスト七五
△福島基督一一七
△組合二七
△救世軍小隊一○八
▲信夫郡日本基督飯坂伝道教会三四
飯坂基督・一
▲伊達郡日本基督長岡講義所四六
△日本基督川俣講義所 四
△桑折基督二一
▲安達郡本宮日本基督三四
▲安積郡福音教会講義所一八
△郡山天主公五一
△日本基督郡山六○
△救世軍郡山小隊九一
▲耶麻郡日本組合喜多方講義所二六
▲西白川郡日本メソヂスト三○
白河進堂二五八
△白河天主一八
▲田村郡三春日本基督三六
▲石城郡日本基督平九一
△平浸礼基督八七
▲相馬郡日本キリスト原町講義所四二
△同中村講義所五三
△原町キリスト三三
▲若松市若松キリスト一三六
△若松天主公一三一
△日本聖公会若松聖多馬七三
救世軍若松小隊八三

大正8年2月4日 民友
まどろ
◇圓かな集会◇
キリスト
◇・・・原町基督教会にて
相馬郡原町五丁目なる原町基督教会に於ては菊池牧師就任以来殊に信徒の親睦を計らん為めに時々珍趣向の会合を催しつつありしが去る一日は陰暦正月元旦に相当せるを以て其晩にはライスカレー会を催し岡和田夫人主厨の下に調理し会堂の中央の卓上に五十余名が囲みて試食を行ひ其間三分卓上演説や賛美歌の合唱等にて非常なる興味と実質とを添へたる和気に充ちたる盛会なりし(光)

大正9年 福島日日
9.17. 日曜学校の集い
12.8. 新町教会クリスマス

大正10年 福島日日
2.25. 見学団で原町は賑ふ ノッス夫人出演
9.17. 日曜学校の集い
11.15.郡山基督教会のバザー
12.15. 歳末の原の町 原町クリスマス 薫陶園美談
12.25. ステパノ教会のクリスマス メソジスト教会の聖誕祭
福島日日10.12.15.
原町クリスマス
原町クリスト教会にては来る二十五日午後五時より西暦一千九百二十二年聖誕祭を施行すべしと

大正10年2月18日民報
○千余の工女慰安
石川組製糸工場及び相良製糸場其他の製糸場は十六日より操業を開始せるが石川組は十五日午後五時一千名の工女の慰安会を開催し余興として仙台メソジスト教会牧師二名を招請して活動写真会を開催した

大正10年4月19日民報?
●切腹して申訳
▽米屋町疑獄の火の手
▽吉田佐次郎の一身
福島市米屋町疑獄事件の日に火の手が上り来るに連れ流言蜚語の行るる事甚しく同町出入の者は戦々競々たる由なるが東北切っての大親分と称せられし吉田佐次郎の一身も亦兎角の評有らば佐次郎は自ら「左様の事有らば切腹して申し訳せん」等と云ひ居るやうにて該事件の推移は容易に計る可らずと

大正11年 福島日日
3.6. 福島に始めて開かれた日曜学校大会
名士講話生徒表彰等を行ふ 小波氏招請も交渉中
福島新聞
12.26.市内のクリスマス メソジスト 聖ステパノ、組合教会

大正12年福島新聞
6.11.救世軍 郡山で
6.23. メソジスト説教
7.29.郡山基督教会
大正12年p
9.3. 福島基督教会救済協議
9.17.基督教青年会活動、福島基督教会
12.24.メソジスト教会降誕祭、聖ステパノ教会降誕祭。

大正13年民報
3.24.牧師の妻の万引き
12.22.三春基督教会のクリスマス
12.27.楽しきクリスマス 福島の各教会

大正14年
10.31.メソジスト教会でおとぎ講演会 アンデルセン五十年祭とお伽研究会一周年記念に一日午後開催。民報。
11.21.福島毎日 長岡に新しい教会堂が建つ
12.1.福島毎日
小高基督教会牧師歓迎会 成瀬氏に言及あり
相馬郡小高町日本キリスト教会成瀬牧師は先般会津本郷に転任し後任として青森字野辺地教会牧師佐藤信雄氏去る二十九日着任したるを以て同夜小高教会に於て信者及び教会関係者集まり茶話会を開き種々歓談を交へた
12.1.小高救世軍 相馬郡小高町岡田二本松潤周氏は同町須江富衛氏宅方にて過般より救世軍教会を開き毎土曜日少年少女青年などをあつめ童話及び説教をなし教化につとめ又禁煙禁酒の運動もなしつつありと
大井医院の女中毒薬自殺
12.21. 二本松各教会のクリスマス 置賜町聖霊幼稚園のクリスマス
12.22. メソジスト教会の降誕祭 福島毎日
民報
12.29.七百の工女半分信徒 原町の石川製糸 清い一日

14年福島毎日
12.24. メソジスト教会の降誕祭

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