エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ
(ελωι ελωι λιμα σαβαχθανει)

「我が神、我が神、何故にわれを見捨てた給うか」の意ですが、十字架上で語ったとされるイエスの最後の7つの言葉の一つとして記録された。
詩編22の冒頭部分にあたる言葉。
詩編22は前半は自分の絶望的な状況を嘆く内容ですが、
後半は神への希望と信頼の祈りになっています。
福音書によると、イエスが「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」
と叫ばれたのは「三時」と書かれている。つまりユダヤ教徒は一日に何回かお祈りする習慣があって、そのうちの一回でもある。
恍惚と苦痛の極み。絶望から歓喜へを歌う最も信仰にみちた詩編。

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