切腹して申訳
米屋町疑獄の火の手
吉田佐次郎の一身
福島市米屋町疑獄事件の日に火の手が上り来るに連れ流言飛語の行るる事甚しく同町出入の者は戦々競々たる由なるが東北切っての大親分と称せられし吉田佐次郎の一身も亦兎角の評有る為仮出獄中の佐次郎は自ら「左様の事有らば佐次郎は切腹して申し訳せん」等と云ひ居るやにて該事件の推移は容易に計る可からずと

大正10年4月19日民報