勤皇隊二瓶少尉

二瓶少尉は、青森の下北半島田名部(むつ市)の出身。戊辰戦争に敗れた会津藩が下北に移封され、斗南藩三万石を名乗ったときの会津藩士の子孫。特攻出撃直前の十二月五日、父宛に次のような手紙を出している。

「原町を出たあと台湾を経由、十二月三日フィリピンに向う。空輸間、降りた飛行場に於いては、特攻隊に於いては、特攻隊の名において生神に対するようなもてなしを受ける。ただただ感激し、必ずや撃沈との意気に燃えております。私の飛行機は五号機ですから、映画にでも出たら武者ぶりをみてください。このあと戦地からの手紙は着かぬかもしれませんから・・・・・。」略

双襲 勤皇隊
https://www.youtube.com/watch?v=-ewYeK2-DbM

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