昭和十六年七月十一、十二日の野馬追祭では、原町憲兵分隊によって写真撮影が禁止された。
十一、十二日の二日間、写真機(カメラ)携帯厳禁との旨を十日午後二時、原町憲兵隊と原町警察署で共同声明を発表した。同時にこの禁令は町の要所要所に立て札とされたが携帯するものは憲兵隊または警察署にて封印を受ける必要あり、若し受けない場合は没収されることがあるかも知れない、又新聞記者所属ニュース映画班、地元写真業者は憲兵隊査証せるリボンを佩用して撮影を特免するが十一日の宵乗りの現状は絶対撮影を禁ずる由(福島民報)
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