原町飛行場の飛行服のレプリカを示す水久保学芸員と博物館学習室の講演の光景。

40年まえに、八牧通泰さんに、同じ質問をしたことがある。
答えはこうだった。
「あのね。飛行場といっても、ただの原っぱなんですよ。最初は赤トンボという初歩の練習機で飛ぶんですが、風の吹く方角に向かって飛び上がってゆくんですよ。だから、滑走路というのはありません。どこでもいいんです。。つあwないのかみたいに整備されたコンクリートの滑走路なんでないんです。全面が草の生えた凸凹の草原を地ならししただけの、石ころの残ってる平面をならしただけの所で十分飛べるんです。飛行場といってもね、いまの空港とはぜんぜん違いますからね。

それにしても、ぼくに監修を依頼しておきながら、なぜ博物館では、なぜぼくが一年かけて特別講義してきた生徒の学芸員に、講演させて、ぼくをつかわないのかがわからない。聴衆に質問されて、答えられない学芸員がかわいそうではないか。ぼくなら、なんでも答えられたのに、それを使わないで、謝礼8000円で使い捨てだっていうのも、失礼な話だ。初歩の初歩の質問が、とんちんかんだし、学芸員も、答えられずに困っていたが、問題は博物館長の判断ミスの問題だね。

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