無線塔を取り巻く半径500m円周上の5点に建設された副柱のうちの5号基の鉄塔を、東側にひっぱる支持索を地面に縛り付けるアンカーの、西面に金属金具がついていた跡が見えるため、これを副柱のコンクリートだと現地で騒ぎだした人物がいた。
わからないやつがさわぐな。
これは、第五副柱を立てている鉄塔を引っ張っている支持索を大小2つのアンカーのうち、内側のコンクリートアンカーだと事務局にも、バスの中でもワークショップの主宰者代表として、原町無線塔物語の著者としてわざわざ解説しているにもかかわらず、なぜこうも勝手な自説を初めて訪問して聞く聴衆に嘘でたらめをまくしたてるのか。
これが、ぴったりと無線塔の方角に向いた跡だから始末が悪い。
5号基副柱ではなく、それを止めるアンカーなのだから、斜めに引っ張る支持ワイヤーは、アンテナそのものでないのだから、フラッとトップの空中線でないのが明らか。
つまりは空中200mの高さに架設されたアンテナが、博物館の塔頂部の滑車に導かれるのだ。
それを、斜めに引っ張るワイヤーが滑車に通じてるんだよ、と、自分の妄想を押し付けようという傲慢。
自分はこの町にずっと住んでいるから何でも知っている、という誤解。
産業遺物が専門で、世界遺産に推薦するイコモスの小委員会の委員長を招待して現物をみてもらっている時に、ガイドのわたしを無視して、そういうことをやられると、このイベント自体がぶち壊しである。
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