富岡受信所跡地 受信アンテナ鉄塔の土台2020・1・26撮影
受信アンテナ鉄塔の土台基礎を確認する
訪問者は30㎞のバスツアーで、シンポジウムのタイルにひっかかる富岡受信所の跡地を訪問するのは初めて。これと原町無線塔がセットであることを証明するのが目的なのだが、シンポジウムの聴衆は、このツアーの関係者以外には知りません。残念と、置いてけぼりというのは、そういうことです。
26日に富岡町を午前中まわって、けっきょく富岡町からの学芸員は富岡で降りたので、原町無線塔の跡地と主題の副柱跡を巡って見た参加者は減りました。情報を共有というなら、富岡町の学芸員が原町送信所跡地でも見て磐城国際無線局送信所について現地を見て勉強してもらうことが必要だろう。
だからやっぱり原町が先の、午前中に廻った方がよかったな。たった一人の学芸員を出してもらうために、イベントの趣旨を変え、日程までか変えてしまうから、こういうことになる。
机上の企画だから、日程を変えるのはコピーして別な場所にペーストするだけだから簡単なのだが、その結果、全員の体調にかかわる。俺は自分の責務のガイドを一時間半でやれるのに、ほんとはそれでバスを降りて帰って休みたい。おれの都合も聞かれずに企画をまかせろというから任せたけど、自分の本をベースにされて、責任までは任せられない。
かんじんのところで、午後ずっと富岡の施設をひっぱられて、富岡の文化財をどうレスキューしようかで懸命な学芸員にVR施設を見せられても、別な企画でやってほしいよ。心臓が弱って死ぬかと思った。なにしろ前日から二日連続のイベントなので。
金出ミチル先生は、解体建築調査で来てから二度目。しかも、解体寸前に記録にのこしたい町教委に頼まれて年末のクリスマスのおしつまる季節に。