原町無線塔特別展示会 副柱のミニチュア

当時の博物館長の製作。
副柱の支持ケーブルとアンカーの位置も角度も長さも方角も配置がめちゃくちゃなのは、空中アンテナ図を参考にしただけで、地上の構造物の設計図を無視して、副柱を単に三方向にひっぱっている、とだけ認識したからだろう。
私が特別展示の監修を依頼されて引き受けたものの、この模型は展示前には見せてもらえず、会見初日の前日にも招待はなく、マスコミだけに広報されて学芸員が説明した。こんなめちゃくちゃな間違った模型を出しても主宰者だからかまわないだろうという専断で、根拠もなく勝手な思い込みで製作されるとは、驚きだった。監修の意味のない、大きな仕事をしてると思われては、今後の企画もおもいやられる。

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無線塔と副柱の模型


もともとNHK福島放送局で放送した昭和初期の無線塔と副柱にあいだのアンテナを精確に製作して撮影したものを原町市役所に贈呈したら、渡辺敏市長が「これはガラスケースに入れて永久保存だったな」と部下の職員に命じたが、その部下の井上という職員が、いわれたことをやらないから、数日のうちに来訪者の子どもに触られて壊されて、倉庫入りにされた。
むかしから原町の役場というのは、大事なものを寄付してはいけないと思ったね。
ほっとけば、勝手にでたらめな模型を作るわ、監修を頼んでおきながら展示会を見せないでの市議会議員だの博物館の協力員だのマスコミを呼んで、ぜんぶ博物館のものにしてしまう。著作権違反のうえ、了解もとらずに貸し出すわ。こんな町で文化が進展するわけがないわな。

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