岩瀬須賀川の戦争展に、地元の榊原吉一さんが展示されていた。  福島県須賀川守谷生まれ。仙台航空機乗員養成所を卒業。予備下士第13期。陸軍特攻「振武63隊」神州隊で、沖縄海上に特攻し戦死した。四階級特進。  原町では50年前から慰霊。彼の手紙を文集に収録。  昭和20年5月28日原町から万世へ向う途上に大阪から父へ 「鹿児島に行くと思います。皆様くれぐれも健康に注意されますように。小生のことは別に心配いりません。隊名は陸軍特別攻撃隊振武隊。飛行機のマークは鳥の羽に桜の花です。記憶ください」 出撃6日前。遺言。 「お父様・お母様・弟妹たち 皆様にはたいへんお世話になりました。吉一はただいまより出発致します。ご心配なく…・。くれぐれもご健康に留意し、末永く生活せられますように…・。サヨウナラ、サヨウナラ。轟沈するものなり。」 出撃直前、父への便り 「吉一、ただいま出発いたします。父上様・母上様・弟・妹たち 健在で生活せよ。沖縄の敵に向かい、轟沈せしむ。 昭和二十年六月七日午後四時、吉一」