昭和15年民報
1.3.二週の映画 松竹 愛染かつら 東宝丹下左膳 福島座 地球火星を攻撃す ユ社 バスタークラブ主演
1.7.趣味 映画
1.9.三大スターを迎へる 竹久千恵子 椿澄枝 清川虹子
1.16.果然各館共映 残菊物語 海援隊 百蘭の歌 今秋の福島映画
1.17.郡山映画街 富士館 清水座 郡山会館 新興館 大正座
1.21.東宝の名画祭 白河映画通信
1.23.今秋の番組 福島東宝 未完成交響楽 松竹波濤 福島劇場 荒らしに立つ女
1.26.小高郷短信 小高座で映画会 遺家族慰問二十五日午後一時 郷軍分会主催
2.2.今秋の映画 東宝「汚れた顔の天使」大福座 不朽乃木 松竹 母は強し
2.5.秋の推薦映画 五十本を決定
2.6.相馬民謡競演会 HKで放送テスト 新開座で15日
2.9.今年度ベストテン決まる
2.10.端書回答 映画に望む
2.14.東宝の名画祭 格子なき牢獄 来る
2.21.映画「歴史」猛ロケ開始
2.23.今秋の映画
2.29.娯楽映画会 北会津郡川南村国婦会第二班では28日午後十時よりトーキー映画会を開催。白衣勇士の無聊を慰めた 若松 病 娯楽 蛇姫様
3.1.又も大物揃ひ 今秋の福島映画 郡山映画街
3.8.郡山の映画
3.10.燃ゆる大空 開始
3.12.写真 福島の映画研究団体「東宝会」生る
3.9.映画人物論 ①千葉げん三 映画人物論
3.10.映画人物論②佐藤建三
3.12.福島の映画研究団体 「東宝会」生る
3.13.映画人物伝 ③西村魁天 福島座と福島劇場を経営 興行生活二十年
3.14.フィルムに引火し 映画館から炎上 勿来で六戸焼く
映画人物伝4松竹福島 鈴木利雄
3.15.夕 ダリウの対立 東宝「背信」福島座「巴里の評判女」郡山 福島
3.15.女師のモンぺ舞台颯爽カメラに 写真
3.23.平出身霧島昇ら福島へ 五月上旬
3.23.郡山 福島 福島劇場 天保江戸桜 大谷日出夫 東宝格子なき牢獄
4.12.銃後観劇篇 明治村映画会
中村町ワイユーシネマ部主催の映画と音楽の夕は16日午後六時新開座で浪曲映画「乃木将軍」とジャズ
5.30.映画「野口英世伝」江川宇礼男が監督転向第一回着手 近くロケハン来訪 名声ある一流スター中野英治が主演。
6.27.文化映画配給決定 今日からニュースも復活します 映画街のニュース二つ 文化映画の上映来月一日から実施。県下の常設42館でも
7.1.娯楽や享楽は徹底的に抑制する 戦時国民生活の新体制案
7.11.福島劇場「女人峠」のみ
7.17.防空講演と映画中村役場と警防団主催 二小で十四日
7.17.映画検閲強化
7.18.郡山映画
7.20.文化映画「会津桐」
7.27.日活の「歴史」その郷土色彩 尾形亀吉
8.11.中村町中村座は今春来フリーの映画を短期間づつ公開していたが今回東宝と正式契約十五新井より従来通り活動常設館として復活開館(中村豆ニュース)
8.22.新潟 一枚のチラシ 七映画館仲良く
8.23.東宝「緑の朝」福島高湯ロケ 大河内伝次郎一行大挙来福
ロケーションに来福した今井正監督と語る 坂本六良
8.24. ロケーションに来福した今井正監督と語る 下
8.27.映画館にも公定価格
8.30.東宝は俳優大河内伝次郎、高瀬実乗、岡譲二外オールスターを派遣目下高湯温泉安達郡熱海温泉、高玉鉱山及び猪苗代湖を背景とする中山宿に於て高瀬氏は孤馬、岡氏は太陽の街、亥河内氏は緑の朝、それぞれ今井、成瀬、清川の画監督下に撮影。
9.2.供出フィルムを購入 本県では廿四、五日内閣情報部が撮影した耶麻郡月輪、長瀬両村の米穀供出上京のフィルムを購入し精勤の宣伝映画中に組み入れることになった
9.4.温泉撮影 東北温泉協会 映画宣伝乗出
岩代熱海温泉、熱塩、東山温泉の温泉情緒を撮影。
9.21.アーノネわーしは 福島の生まれですよ 高瀬実乗さん東宝で実演
9.21.映画になる岩瀬の枝豆 鉄道省 明月祭の須賀川情緒など
9.16.須賀川の枝豆 全国的に紹介 仙鉄局で実況撮影 生産地から駅構内に搬入、貨車積み込みの実況を撮影
9.28.大作「歴史」来福 写真 福島座「歴史」 福島松竹「家庭教師」水戸光子、東宝「続蛇姫様」「笑ふ地球に朝がくる」高瀬実乗、大福座「嘆きの花傘」真山くみ子
映画法施行の実績
10.1.映写技師合格者
10.7.映画になる飯盛山を訪れた大使 堀切大使に「白虎隊の墓に詣でる大使」「白虎少年団ぶ訓話する大使」「ム首相寄贈の記念碑前に於ける大使」その他の光景を16ミリ映画におさめて大使に贈呈。大使はイタリアへ出発した。さらに若松市は制作中の「白虎隊自刃の図」が近く完成。これも堀切大使を通じてムッソリーニ首相に贈る。
10.24.知事さんは映画ファン 青年知事の橋本さん、福島にきた評判の映画はたいてい見ている。23日「燃ゆる大空」の試写にも長男を連れて東宝三階に姿を現した。橋本知事は大日本映画協会役員で内務省時代に映画法を草案した。
10.24.「二本松少年隊」松竹京都でシナリオ決定 廿八日から現地ロケ
10.30.原作者安藤氏が設計 二本松少年隊
10.31.木村隊長に高田浩吉 二本松少年隊のキャスト
11.7.「楠公夫人」ロケ 二十日以後に延期か 興亜商事映画部 旧藩主恵胤が入営報告のため県社参拝のため初お国入りなどがあり
11.23.「楠公夫人」撮影 野馬追騎馬武者も応援
15.11.28. 「楠公夫人」配役 正成勝見庸太郎、夫人川田芳子 中村町で撮影はじまる
脚色監督山根幹八、長尾史録、撮影都筑嘉橋、晴山喜平、亀谷明正、水巻徳次、平沢由起夫、進行辻村貞三、製作柏谷作蔵、竹村信夫の諸氏でカメラ三台、アフターレコードの録音撮影。山根監督は「ロケは地肌が明るく景色に恵まれ最適であります、大鳥居付近で桜井駅の決別、二の丸で出陣朱塗り橋付近で千早城、お花畑から三の丸濠端で湊川合戦、その西の山野で四条□合戦、表西山の宇多川護岸工事用岩石採掘地など十数場面騎馬武者や雑兵のエキストラ数百名の参加を願って本映画構成主要部分を撮影します」とそのスケールと抱負を語ってくれた
12.22.映写時間短くなる
昭和15年東京日日
1.15.慰安二映画会 廿日から若松で 栄楽座
2.13.勿来共楽座からの火事
5.12.県警防団並に商工課が主催、富岡劇場 闇取引防止と防空思想普及のフィルム上映
6.6.原町 旭座 海軍の夕
6.7.仙台放送局では十日原町三島神社境内にラジオ塔を建設
6.11.古今の武者乱戦 郡山尚武祭 フィルムにをさめ近く郡山会館で上映する
6.30.野馬追祭をHKで録音放送 仙台放送局でが十一、十二の両日野馬追の模様を録音して即夜これを放送する
8.18.二本松少年隊 仙台放送局から児童劇放送
8.24.映画街の撃英気勢 「スパイを防げ」東宝 公瓜山会館 写真
10.8.相馬野馬追騎馬武者姿の地方エキストラ五十名も動員する東京興亜商事の教育映画「楠公の母」製作は台本の検閲も済みおそくも廿日頃一行五十余名がロケーションに中村町に来ることになった
10.25.コロンビアの楽人等が郷土訪問演芸会 本宮座で開く
11.? 小学校や鉱山の映画も統制 協会を設立の準備
11.? 伝明君帰る 曰く 炭坑より矢張り映画へ
12.6.西住戦車長伝 特別試写会 福島松竹映画劇場で上映
12.12.原町所管内防空映画日割は十八日原町、十九日小高町
12.17.映画館主、および映画取り扱い者が百五十名が参加、警察部長が会長に
県映画演劇協会発足
12.17.けふから試験放送 福島、郡山両放送局
民報
12.7. 西住戦車長伝 広告 松竹映画劇場
小高だより 銃後後援会 小高座で慰安会
12.19.二本松少年隊 映画雑感 坂本六良 二本松からはことし三本の映画が生まれている 東宝のメロドラマ「嵐に咲く花」
12.19.明年の外国映画 七十五本程度に決る
12.21.映画雑感 坂本六良 県映画演劇協会
映画「楠公夫人」明春完成