昭和2年
福島毎日新聞 昭和2年
1.5.正月興行の大入りで大福座の二階が墜落す 損害60円
1.10.秘蔵映画の鑑賞会を開催 二十九日福島座の主催で
1.11.河野広中映画
1.14.大正館 駅前に新築記念で大寺座で活動写真 23日
1.15. 映画影響の犯罪調査 年少者に多い 県保安課 常設32ある。
1.16.映画ポスター展
1.17.河野映画 1.19.河野映画 ストーリー
1.27.夕 御大喪の映画公開 二十九日夜の福島座で
1.29. 島暁蘭
1.29.社告 大正天皇御大喪活動写真会 2.9.
1.30.学校を休んで活動を見る少女団 親に知られて家にも帰れず寒い街路で泣き叫ぶ
1.31.みんな泣いたよ その夜のチャプリン
2.4.高商映画研究合評会 或る乞食の話
2.6.東北七県下のラジオ聴取者2160名
2.11夕 河野映画石川町で
2.13.若松市に於ける御大喪映画 11日第一小学校講堂に於て
2.13.坂下町御大喪活動写真会 町公会堂 柳盛館 10日
2.20.森の都を背景に芸術映画を製作 極北映画会社が生まれ第一回に吉井氏の晩鐘
2.24.天野光晴 2.29.「滅び行く民族」合評 天野光晴 知人の声
3.31.キネマ界は不思議に進む 若松市の現況鑑賞眼が高い為め
4.4.友楽座で映写中のフィルム燃え上がり大騒ぎ
4.9.広告 栄館 説明者 大蔵俊 宮沢天郷 生田清粋 桂木天性
4.10.夕 東北ラジオ3000名突破
二本松の火防宣伝映画会
4.10.大作 修羅王 福島劇場
4.15.川俣町の竹の子劇 中央劇場 脱線古俣 忠臣蔵大入り
5.6.夕 福島座の弁士に迷った女給
5.19.夕 正調相馬節をレコードに
5.29.県 活動写真で農村振興
7.7.活動写真と教育に関して 県下の活動常設館や入場者弁士等を調査
7.15.野馬追 第二日目の盛況 活動写真隊も数組みえた
7.23.生の宗教と死の宗教 巴生 復活と人形の家 福島座に 7.22.写真夕
7.27.映画街与太郎
7.28.復活と人形の家 若松市でも公開 大和館 西村楽天 独立興行 26.27日
7.31.夕 活動街の噂話 安達太郎 此頃の映画界に悔しい事とうれしい事とある。
口惜しい事は吾等福陽映画界
8.2.野田村蚕業奨励活動写真 小高校少年野球
8.5.養蚕講演と活動写真
8.8.島暁蘭が栄館経営
8.11.夕 大正館の旧盆興行
8.12.川俣両館旧盆特別興行 水戸黄門 プレイボール
8.18.活動街の噂話 安達太郎
8.17.平町の古川きく子嬢が
8.17.夕 平町の産んだ女飛行家古川きく子
8.28.福島座の独逸大魔奇術団 二十一日から
9.3.大正館 広告写真
9.6.夕大福座 白虎隊9.7.–9 特等七十銭 一等五十銭
9.10.常葉町公会堂落成式 七日落成式
10.26.肉体の道 大正館
10.27.農事試験場でフィルム購入
10.28.大越で娯楽場フィルムに点火
12.4.夕 小野新町の飛行大会大成功 熊倉米吉
12.13.鈴木伝明氏来若 講演 会津文芸協会 「海の勇者」 24日 市公会堂
12.25.鈴木伝明、高尾光子 会津
2年民報
1.5.大福座の二階墜落の椿事
1.17.映画ポス展のぞ記 第一日に五千人
3.栄館の技師が自殺
仙台に映画製作所
予告3.27.大衆文学映画会。福島市公会堂。「落花の舞」。平凡社主催。説明は福島座主西村魁天と同座の桂木暁雨。
栄館で来月15日、館主の追善興行。版妻「大儀」「ダークエンゼル」「ドル箱シーモン」「狂った一頁」。「ちんぴら探偵」「幻の賊」「曳かれゆく日」説明桂木天性。大正館で「ドンQ」「月形半平太」「笑殺」「切支丹お蝶」「与太者三幅対」「青蛾」「女友」「ラジオ探偵」「義血」「嵐の虜」「曳かるる人々」
4.15.より花村紅月追善興行 紫蜘蛛、大正五人女。弁天おさく、カルメンお雪、洗髪お芳、奥様お千枝、令嬢おすみ、チャップリンの珍カルメン、説明部大蔵俊、宮沢天郷、幾多生粋、桂木天性。
5.20.蛇の鼻を映画で紹介
牡丹は廿二日が見頃
菊田洋路監督作製の「花の本宮」を若松市を振り出しに平町続いて十九日よりは郡山市富士館に三日間上映し、次ぎに福島市某座に上映する
5.31.白虎隊の撮影 六月一日から
7.3.野馬追実況を撮影、農林省畜産局で
2年民友
5.22.守山少年団 活動実況
映画にして巴里赤十字社に送付
田村郡守山赤十字少年団は児童愛護、結核予防宣伝、少年火防団活動を撮影。巴里の赤十字社が募集した活動状況に応募したもの。
3年民報
4.17.板下の活動館で実演大乱闘 説明の事から喧嘩 説明者連中の大立廻 上席弁士庭山親見25 花形女弁士三浦蝶子30 仲裁に入った支配人加藤勘次郎43
若松座焼く 目貫の場所混雑 きのふ午後七時ころ
会津板下 活動常設 キネマ公会堂 蓮沼祐静
伝明君来若 会津文芸協会 第二回「海の勇者」 議事堂で衛生映画 富岡映画会
12月 栄館「島暁蘭氏から油井氏に経営を譲り渡されたと同時に松竹直営となって新陣容を整へ大活躍を試みんと意気込んで十二月一日から開館」
昭和3年福島毎日新聞
3面 喜多方 常設活動 朝日座 電話二六一
福島毎日新聞社
大福座 本郷玉吉 西村魁天 福島 大正館 栗原雷岳
3面 中村町 中村座主 畠山智正
中村町 中村座員一同 説明部員 音楽部員 技師部員
仙台 東一番丁 仙集館 活動常設 松島座
1.8.大正館の拳闘実演 映映と共に
1.23.清水座 大正座 緑座 須賀川座
2.1.活動写真の説明者と学力程度調査
2.1.演芸界 会津館 栄楽座 有声座 平館
3.24.本宮一二回活動写真開催
4.16.原町記念事業
原町紀念事業
古趾映画会組織
相馬郡原町にては今秋の御大典記念事業の一環として町会議員佐藤貫了、木幡清、同忠太、小林勉、梅田武氏発起となり映画会を組織し著名なる名所旧跡、会社銀行、学校、神社仏閣、商店、町内枢要の地其他一般の希望撮影をなし之を町役場に供ひ記念すべく準備中であるが既に申込をなせる者もあると