そうだ。生きてるうちに葬式やろうよ。生前葬儀で、いっぱいの切り花に埋もれて、花の香りにむせぶような葬式やろうよ。
安倍総理のおかげで、花屋さん困ってるなら、買ってやろうじゃないかえ。おかげで、死んでから見られない、お花で埋めれた生前の葬儀を。
お花を、お花を、切り花を、買いましょう。
借金までして買いましょう。
絵美さんと一緒にそうしきやりましょう。
細沼教会で、盛大なお花の四旬節の葬式やりましょう。
主任牧師先生と佐藤健先生と七海先生も、ぼくらのために
とびきり素晴らしい葬儀メッセージをお願いしよう。
普通なら、聞いても遺体は耳に入ってこないメッセージを、こころゆくまで聞いて理解し、ラザロのように生き返って、証をしよう。
こんなすてきな生きた人間の、十字架のあかし。
イエスさまの肉体が、ローマ兵の槍の穂先で刺され、血と水が流れるような悲しみのドロローサではなく、結婚式のバージンロ―ドのようにすてきな花びらで埋め尽くされて、コシヒカリのライスシャワーを浴びで、ブーケをたくさん投げて、たくさんの五千の花嫁に次のしあわせを伝達しようよ。
放射能の6号線のJ ビレッジから」スタートする聖火リレーじゃなくって、放射能プルームのナガレタ先の津島や飯館や花見山の渡利じゃなくて、その先の高濃度の放射能の郡山でもなくて、清らかな細沼教会のバージンロードを歩いて、天の父に腕を取られて、教会という花嫁に、ぼくらの魂を手渡すんだ。
切り花も生き物です。売れなかったら廃棄です。もったいない。
まもなく復活祭です。
ぼくらクリスチャンには三日目の復活が待っている。
三日前の教会のスケジュールはどうなってる? 
牧師先生たちの日程を確認して、予約を入れよう。
それから、ぼくの特別プログラムだ。
大好きな讃美歌を選んで、リクエストする。
第九の歓喜の歌の替え歌讃美歌。
友なるイエスの「冬の星座」の讃美歌
「ナルドの壺」
決まり。
あとは、自撮りのDVDで、死人のぼくから、生きてる家族や友人の表情を見ながら、楽しんで悠々と自分の葬式をみずから楽しむ。
こんな企画はほかにないね。
式が終わったら、たくさんの生花をくるんで
持って帰ってもろう。
死人みずからが、「本日はおいそがしいところを故人のために出席してくださってありがとう、とお礼まで言えるしね。

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