テレビ朝日で、この頃、断捨離というタイトルの番組の再放送をやっている。ここのチャンネルでも他のチャンネルでも、刑事ドラマも医療ドラマもやっていないので、仕方なく見てたら、案外に感動的で、人はなぜモノを棄てられないのかという本質と、捨てられない心のシステムを解説し、その対処法を見せてくれた。
男女の考え方の違いや、実例が、まことに面白かった。

わたしの書斎はこれまで、段ボールに入った紙書類で、膨大紙類が、積み重ねられた。ところが、きのうおとといから、かたずけをスタートしはじめたら、案外にかたづいて、これは面白くなった。
ダラシネヤ姫は、朝から晩まで、ぼくに対して「いつあなたのゴミを捨てるのですか」と、圧迫力で責めてせめて、あたかも僕だけが悪者のようにいうのであるが実は二人そろって、ゴミ屋敷にしてきたことを僕は告白する。
彼女の最大攻撃は、ぼくの書斎の机の上に、段ボールの山の上にさらに段ボールが積み上げてあったからである。彼女がストレスから、ぼくを叱責するのは当然だった。だが、きょう一時間だけ費やして、まず彼女のいやがる机の上が、まずはきれいさっぱり更地になったので、彼女の叱責はしばらくはストップするであろう。

ダラシネヤ姫とぼくとは共同の書斎で仕事をしている。つい最近までここでパソコンを叩いて原稿を書いているあいだ、ダラシネヤ姫はピアノを弾いて練習をする。ショパンのノクターン、リストの癒し、モーツアルト、今年は150年記念なのでベートーベン。
それはすてきな天国のような空気の中で、ぼくはなんて素敵な点しか女神のような女と結婚したことか、と満足であった。
しかし、t前のチェンバロは、ついぞ使われたことがない。なぜなら、それはそれで、理由があるのだ。メトロノームも動かずに止まったままだ。それにもこれにも理由がある。
まあ、それはそれで、秘密の断捨離術について語って行こうと思う。、

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