2019.3.31

新地駅

第3巻それゆけジーヴス、第一巻比類なきジーブスのバックハウスの2巻を読了す。2005年の国書刊行会の出版。
昨年の美智子皇后の誕生日インタビューで、退位後のおたのしみとして、執事ジーヴスの活躍を描いたあと3巻は、ユーモア小説を、じっくり楽しみつつお読みになるとの仰せで、あわてた出版社が増刷したとか。
ぼくは二週間前の日曜日に5巻借りてきて読んでいるが、電話で二週間延長して、また読む。あいだあいだに岡田清一教授の相馬氏の成立、ビスカイノの金銀島探検報告の昭和4年版の復刻版の必要箇所を活字にして引用。
もうひとつ福島工業高専紀要の「荒至重の算額について」佐伯伸夫雄 という高等数学解題論文をコピー。
もう一冊、暗い夜、星を数えて 3・11被災鉄道からの脱出 彩瀬まるさんの記録本を、やっと読んだ。
新地駅に到着してすぐ大地震に逢着。旅行客として被災した視点から描いた。いわきの友人に会いにゆくための南下する電車に、たまたま乗り合わせたのだが、原町にも避難で立ち寄った描写がある。
昨日透析で止血のときに出血下ため、ガーターベルトが血で汚れてしまったので、新品をきょうXEBIOで買ってきた。ひさしぶりで、グリムワールドでアップルパイほかパンを買いながら、喫茶してきた。
日曜日の街は、若者でいっぱいだ。あした元号の改元後の名称が、あの嘘つき閣僚二人から発表される。

Jeevesシリーズの「あとがき」で書誌的な雑学を増やした。第3巻とと第一巻を一緒に読んでいるのは、第二巻が貸し出し中で借りられなかったゆえである。二冊持って歩き、ベッドの上で読んでいるのは、途中で読み切ったら、すぐに次の本にすぐ移行するためだが、途中に水戸黄門と京都迷宮案内の再放送はチェックするので中断する。ふつうの場合は第一巻から読み始めるが、同時に読み始めたら、第三巻に「ジーヴス登場」が出て来て、実質的には第三巻がストーリーの冒頭であるなあと思っていたら、翻訳者の「あとがき」で、まさにそのことを書いてあって、さすがに書誌学を習得して法政大学で「司書」の資格を取たのだてではなかった。職試験を受けても、あそこは市長のコネで、後援会の孫あたりが試験をスルーして、バイパスから臨時職員から不正規にいつの間にか正式採用する裏口の道がある。

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