釘供出ニ関スル方案
一、献納先 傳三三七五部隊
二、釘 三寸以上ノ釘児童一人一本  (三寸以上ノカスガヒアルモノハ供出)
三、献納期 六月二十日」などとの供出命令もあった。

伝部隊とは、名前は第72師団。国内のロートル兵士をあらためて昭和19年に召集して郷土防衛にあたらせて、仙台から福島へ移転。終戦間際になってあたふたと福島県浜通り地方の海岸にたこつぼをほらせた。小銃の配給もなく、銃弾もほんの少し。仕事は、郡内の小学生すべてに、家の折れくぎを持ってこさせること。
司令部は、各街に四桁番号の部隊の本部を置いて、3375は井上部隊。いわき地方を担当。