原町市における林野火災
昭和62年1987年5月9日、」午前11時00分、原町市大原字社地神地内から出火した火災は、瞬く間に燃え広がり、市有林84ha、国有林4ha、あわせて86haを焼失したが、自衛隊のヘリの応援等を得て、ようやく11日の12時に鎮火した。
この市有林は、原町市が新市町村建設促進法に基づいて国から払い下げを受け、昭和35年から39年にかけてスギ・アカマツを造林し、被災時には林令11年生から28年生、隣接の部分林(30ha)はスギ・アカマツの造林地で林令22年生であった。
この時期は、山菜取りの人が入山する時期であり、入山者のタバコの投げ捨てによる出火ろ推定された。
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