原町無線塔、朝日座など福島県南相馬市原町区(旧原町市)の文献を公開

映画になった小高の村の保育所

15.6.12.民報

映画になる相馬の村々

厚生省から大羽氏来郡

既報厚生省では将来における国民の健全なる人的資源を培養する高遠なる理想の実現と現在優秀なる作業工程を以て銃後産業の生産確保に邁進しつつある実情を映画化してこれを全国に呼びかけるといふ極めて放胆的な而かも官僚ばなれのした親土気分百パーセントの「村の保育所」仮称と題する映画作製を目指して厚生省社会局児童課大羽昇一氏は東京理研科学株式会社映画班を引率した九日相馬郡小高町に乗り込み十日から県の指定による金房村小谷部落の共同作業の田植、養蚕の実況及び農繁時に乳幼児の保育の実際、応召兵家族の留守宅状況、戦死者遺家族の実情、更にそれらを巡る銃後後援の勤労奉仕等々の農村シーンを映画におさめたが村よりは助役佐藤磐氏、校長豊田秀雄氏等参加し銃後戦士の一員としての一役を買って演技に参加した演出担当は山口晃監督、カメラマン石川○○、

古矢正吉、海老澤龍三の三氏で汗だくだくの熱技を撮ってゐた、因に映画班一行は十一日金房村の撮影を了り十二日より双葉郡幾世橋村、更に十五日相馬郡大野村を映画化の予定であるといふ

山口監督は

無技巧な農民たちを映画化することは、出来た画面が自然で真実に充ちて力強いものが出来ると思ひます。ロケーションもいろいろな条件に恵まれて面白いと思ひます。明日は遠い汽車の煙りを取り入れて此村の位置を示しておきたい

ふくしま映画100年

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