○原町飛行場の練習機が訓練中に二名殉職事故
 九月九日、原町飛行場の飯村、武藤の両少尉が飛行演習中に小高町岡田の山腹に激突墜落。死亡事故であった。同日、高山少尉が練習機の頭を離陸時に擦るという事故を起している。(「遥かなり雲雀ヶ原」より)
 濁沼の記憶では「九月下旬、水戸飛行学校の飛行機が濃霧のため山腹に激突。検証のため出動。飛行学校側の処理費用は総計約三百円の予算であったが、地元警察署と婦人会の応援援助により全経費三十円内外で処理し、憲兵の活躍に対して飛行学校長から感状を受ける」というもの。ここでは、日付は飛行場関係者の記録を採った。処理内容は担当した濁沼のほかに詳細不明なので併記しておく。
 十月二日、飯村・武藤の両中尉の殉職地小高町岡田に慰霊碑建立さる。