塔と柱

土木の世界で、塔と柱という二種に区分される概念があるが、この場合、塔というのは自立する建造物をいい、柱は支持索で支持されるものをいうらしい。柱でも、一般的に細長くて自立している電柱もあるが、こういうのはどうなるのだろう。
風呂屋の煙突も、細長くて自立しているから「柱」ではない。原町無線塔が、煙突状の、と表記されるときがある。

武器の中でも、銃と砲の別がある。飛び道具では同じだし、むかしは弾丸が炸裂しないただの砲丸の場合があった。
口径で区別する場合もあり、弾丸が炸裂する、しないの別で区分する場合もある。
専門家が分類したり、区別したりする分野なので、一般的な我々の認識とはだいぶ違う。
定義づけをしないと、あとで混乱してくるので、まず言葉の定義が必要なのは、定義と叙述が一致すればよいだけで、論文の中で意味が通じれば、たいして難しい高等なことを語っているのではない。

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