原町まちあるき、と題するイベントは、何種も存在し、いろんな人物が主催した。
たいてい、主催者の「気づき」「驚き」「発見のよろこび」という点で、人がはらまちの何に注目するのかを教えてくれる。
ここに挙げたのは、原町市教育委員会が委嘱した若くて有能な専門家、だいたい大学院から研究所に所属して、仕事として「都市計画」や「建築学」からのアプローチである。行政が後押ししているので、広報による周知が徹底しているし、客は多いが、ガイドの選択が難しい。ガイドがいちばん地元の町の構造や歴史について知らないところがあった。たまに大仕掛けで解説しているのに出会わすと、一番知らなかったのがガイドだったりする。役人が学者にやらせるとこうなる。
さいきん見かける「町あるき」の企画は、これまでのイベントの模倣か、自由な遊びである。
カルチャーセンターのようなノリで、博物館学芸員をまきこんだ企画イベントがあって、歩いたあとのカフェでのお楽しみの会に出て観たことがあるが、主催者はわけありで、表に出ないような、複雑な事情をかかえている会で、主催者の自己満足と、参加者のまったく地元事情を知らないようで、危ないなあ、と瞥見したものである。昨年暮れのこと。われわれのふっこうステーションでは、昨年12月に鹿島町歩きを主宰。今年は、サイエンスラボが、鹿島町の古墳めぐりがある。
6月15日の土曜日には、行政すじの企画で小高あるきのシリーズもあった。
百花繚乱。
さらには「コスモス・カフェ」というカトリック系の復興支援イベントで、鹿島区で精神科医師の堀せんせいのケース・ワーク・レポートや、駅前の市民交流センターでははらまち九条の会の主催による「若松丈太郎後援会」があった。これは、日本国憲法の生みの親である鈴木安蔵博士をテーマにしたお話。
残念なことに、ここ数週ずっと体調が悪くて、どれも行けなかった。