6月10日に「日本国憲法の草案執筆者の鈴木安蔵博士と杉山元治郎牧師」と題して小高で講演した。憲法記念日には平和憲法の70年施行を祝って、安蔵博士と憲法制定をえがいた映画「日本の青空」を有志と無料上映主催し170人の市民が観覧した。
 杉山牧師は初任地小高教会で小高文芸会を作って後世の町の指導者を育成し、その中から安蔵も雄弁家に育った。杉山は賀川豊彦とともに農民との交流から我が国初の無産政党を立ち上げ、軍事予算に反対し母校の東北学院理事長や衆院副議長までつとめた。
 博士は学生時代に治安維持法の第一号で逮捕投獄されて言論弾圧されたために、基本的人権の大切さを戦後の平和憲法に盛り込んだ。
 憲法の民間草稿を書いた偉人が自分の町で生まれたことを初めて知った市民も多い。この二人の巨星の生涯を伝えるのが私のライフワークだ。平成の治安維持法といわれる共謀罪が国会を通過した。歴史の過ちを繰り返さないために。