ふっこうステーション・ワークショップ
 2016年かつどう総括と2017年予告
2016年を通して「ふっこうステーション」事業は、常磐線の復活によりそって活動してきた。小高に養蚕を始め絹織物工業による殖産に活路をもとめ、一方では金房の珪砂をガラス減量とする小高銀砂工場を駅前に作った。海浜のイグサを茣蓙にする手工業を推奨し、観光面では明治29年から「火の祭り」を創始した半谷清寿の一生を追いながら、古地図を手に町を歩き、明治大正時代の蔵のつづく町並みを想像しながら、人の住まぬ故郷小高町を歩いた。日本農業組合の基礎を作った小高教会の杉山元二郎牧師や、小高銀行の頭取鈴木余生の子として生まれて憲法学の創始者となり、弾圧に屈せずに戦後の日本国憲法の草稿を書いた鈴木安蔵博士の生家を巡った。
特急ひたちの思い出を語り、鉄道模型マニアの魅力に耳を傾け、原町機関区の転車台にこめた少年時代の夢を博物館で傾聴した。
また地元作曲家天野秀延の校歌を聞き、井田川干拓のありし日の映像を発掘。島尾敏雄の生誕30周年に記念文学館で故郷で語る文学者の実像を小高での座談会DVDで鑑賞した。
新年度2017年には、原町無線塔の光のモニュメント・プロジェクトに協力し、5月の憲法記念日には、鈴木安蔵博士の伝記映画「日本の青空」上映を共催するなど、小高の力を再発見しながら、6月、菜の花サミットと磐城太田駅の開通で復興を祝う。
7月、鹿島の八沢浦干拓地を支えた小高教会と井田川干拓などなど、さらに新事業のイベントで南相馬市の産業と文化の復興にチャレンジしてゆきます。