3日、福島刑務所クリスマス10回目の燭火礼拝に今年も参加した。男子の希望者は定員700名のうち59名。禿頭の受刑者が多く、外国人とわかる人種もいた。つまり高齢化と国際化が目立った印象。
 窃盗が第一位で、二番目が覚せい剤使用の事由だとか。人気歌手のASKAさんの逮捕や、福島警察署交通一課長の酒気帯び事故での逮捕など、町はイルミネーションの点灯で飾り立てられ年末の装飾でいやがうえにも賑やかな商戦最中だが、人生を踏み外した人もいる。
 しかし教会では聖書を学び「正しい人は一人もいない」と語ったイエスを人間を罪からの救世主として心に迎え入れる。いじめや汚職や交通違反など簡単なルールも守れない人間が、清澄な讃美歌でイエスの誕生を祝う。彼の最大の贈り物はあらためて誘惑に遭わぬようにとの「主の祈り」である。セルフコントロールの魔法のおまじないでさる。
 商業主義でない本物のクリスマスが刑務所にこそあった。