雲雀が原でドローン神旗争奪戦

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6日、子供のころ凧揚げで遊んだ雲雀が原の空は青く抜けるような晴天。秋冷の大気の中でドローンたちがスピードを競った。県やアニメ娯楽企業がコラボしてキャンペーンを展開。 竹矢来のごとき安全ネットのサーキットで、まるで空中球技クイッチに興ずるハリー・ポッターのような飛翔で、金属の羽音を甲高く唸らせながら猛烈な一閃のつむじ風か飛鳥のようにすっ飛んでゆく。野馬追の祭場地に未来が出現した。 今や戦場で軍事無人機が配備運用の時代になり、南相馬でドローンの宅配実験が行われ、世界初のドローンの神旗争奪戦まで最新鋭マシンを招待操縦者が実演してみせた。上空の突風に煽られながら態勢を立す妙技や墜落機には目を見張った。 地上では医療介助ロボットや運搬補助ロボット、遠隔操作ロボなど、原発事故のあと廃炉ビジネスに向けて、被災者の流出で人口激減した南相馬の雲雀が原で、見通しのきかないぼくらの未来の一瞬を見た思いだった。 南相馬ではドローンの宅配実験や、ロボットトラクターの試験運転も実施されており、未来はもう始まっている。