空想の翼の力はすばらしい。
福島市教育委員会が募集し飯坂出身の佐藤B作氏などの審査員が「とにかく面白ければOK」という条件で審査した宮畑遺跡縄文4000年の謎を解くミステリー小説のことである。待ちに待った珠玉の作品集が書店に並んだので早速買って一気に読んでみた。
文は人なりというが、SF仕立てのタイムトラベルあり、老若コンビで地名から推理する人情もの、植物の視点から物語るファンタジー等など多種多様な面からユニークな作品ばかりで、考古学では解明できない謎を空想の力が楽しみながら太古の時代の福島の姿を再現して展開する。
青森三内丸山遺跡などに匹敵する巨大な柱の高楼や、竪穴住居群を含めた市内岡島地区の「じょーもぴあ」施設には建設の前後に何度も足を運び家族連れで現場も見て来た。他県人にもガイドブック代わりに勧めている。
しばし歴史ロマンを味わえる一服の読む清涼剤。読者もタイムスリップしてみては。