マウスの体内にiPS細胞で腎臓組織を作り、尿管も発生して排泄機能が確認されたというニュースをみて、京都大学チームの尿細管成功につづく将来の透析患者にとっての福音。1967年の社会保険実施まではあまりの高額治療のため透析できずに死ぬのがあたりまえだったと透析受けられず兄を腎症で亡くした友人から聞いていた。
iPS細胞から腎臓の組織の一部「尿細管」を作ることには京大と東大の合同チームが世界で初めて成功してわが国の28万の人工透析患者の再生医療が期待される。
人工透析技術は朝鮮戦争で負傷した多くの米兵の命と引き換えに飛躍的に進歩し、1967年から国民健康保険で支えられている。
3.11の大地震では福島では水道幹線が破裂し病院機能が止まり、通院中に「命がかかってるんだ」と必死の形相で水道局に電話する院長の姿も実見した。
透析できずに被災地南相馬の恩師は17日目に亡くなった。
医療現場の神聖な献身に感謝し、戦争犠牲者の実験台によらず他国に頼る臓器移植によらず、独自の研究開発でなしとげる日本医療に期待を抱く。