阪神慰霊に参列天皇と欠席総理

 人間は外で活動すべき時には精力的に動けばよい。しかし、動き回って空転しては意味がないどころか害悪になる場合もある。

 イスラエルが自国とする地区のガザのパレスチナ人の居住区をミサイルで狙う撃ちにしている時に、諸外国世界中がどこもしなかったイスラエルとの協定を結んだ安倍総理が今度はシリア隣国の目と鼻の先ヨルダンに出向いて行って、難民支援の2億ドル供与を宣言した矢先に、イスラム国が日本人を拉致し、人質解放の2億ドルを要求する動画を総理を名指しで公開した。

 軍事介入してきた欧米に一線を引いてアラブで中立を守ってきた日本が、「積極的平和」と唱えて原発と国産兵器をセールスし、アラブの導火線に火をつけた。

 1月17日は阪神大震災から20周年の国民的慰霊式の日で、天皇ご夫妻が参列し犠牲者を悼んだ一方で、欠席した総理は活動的な姿をアピールして夫妻で中東に出向いた。

 人間、鎮まるべき節目には鎮まるべきだ。