終戦70年の今年、戦艦武蔵の海底に沈んでいる映像が全世界に発信された。日本の造船技術の水準の高さを示した。
だが日本人が発明した八木アンテナを基にレーダーを開発し戦闘に臨んだ英米連合軍の科学技術力に、航空戦に移って時代遅れの大艦巨砲主義の象徴のような巨艦建造政策は、沖縄特攻で沈められた同じ規模デザインの姉妹艦大和とともに数千人の乗組員とともに水泡に帰した。戦略なき国の「神話」が敗れた。
古い初期欠陥原発を耐久年数を超えても安全だと称して、ついには地震津浪で壊れて爆発事故まで起こした。「安全神話」も敗れた。
避難計画さえ不備のままに、鹿児島県の川内原発が311以後初めて原発を再稼働するという。
福島と被災者を置き去りにして2020年の東京オリンピックでは、メインスタジアム新国立陸上競技場の屋根が間に合わず、予算も足りないという。
こつこつと平和を築き上げてきたのに、70年前の敗戦で何を学んだのか。